岡崎の家:竣工写真

2016.06.20

竣工写真をWORKSにUPしました。

「岡崎の家」

隣地道路から2m程高い敷地に建つ木造2階建ての住宅です。東側は森林に面し、南・東側は
空き地になっています。
緑が多く残る隣地を住宅の借景として最大限に取り入れた住宅です。

また、南側・西側に将来的に住宅が出来る事を考慮し、景観の良い2階にLDKを配置しました。
1階には各個室を配置し、玄関から続く開放廊下にある階段で2階に上がるプランになっています。

外壁は塗装とガルバリウム鋼板をバランス良く使い分け、一部コンクリートを使う事で、印象的な形態になりました。

内部の床は質感と色にこだわり、18㎜の無垢材(アッシュ材)に草木染めを施したフローリングを使っています。

 
 
 
 
 

 
土地探しから一緒に考えた住宅です。この住宅も、施主・設計者・施工者が一体となって進めた事で良い住宅になったと思います。
 

 
 
 
 
 

塩付通の家:基礎配筋検査

2016.06.19

基礎配筋検査をしました。

特に問題無く、コンクリート打設になります。

豊明の家:竣工写真

2016.06.17

竣工写真をWORKSにUPしました。


「豊明の家」

廻りを水田に囲まれた敷地に建つ鉄筋コンクリート平屋建ての住宅。

プライバシーを考慮し、コンクリートの壁で囲んでいます。
間取りは、閉じる場所と開く場所のバランスを考えながら、内部で回遊出来るプランとしました。
外壁は湿式外断熱工法(左官塗り)、また屋根も外断熱工法を採用。内断熱と比べ内部が外気温の影響を受けにくく、冷暖房の効率も大変良くなります。また、外壁のコンクリート保護の役割にもなります。

この住宅は計画当初より、内部空間を落ち着いた雰囲気にしたいとの要望があり、室内壁にコンクリート打ち放しを多く使う事にしました。その事もあり外断熱工法採用。
内部・テラスの床は600角のタイル張り、一部を砂利敷にし、コンクリートの色・質感と合わせ一体感を強調しています。

また、各部屋は天井・床・壁を白色とし、家具やインテリア小物がアクセントになる様に考えました。インテリアは全て施主さんの選択です。(微妙な色のセンスが良いですね)

家具(TVキャビネット・食卓テーブル・洗面化粧台・トイレキャビネット等)・システムキッチンは全て特注品です。

 

コンクリートの塀から飛び出した形状が印象的。

西日で水田に映る建物。

中庭とリビング。

ダイニングからリビングを見る。

トップライトから射す光で、変化する壁面の質感が、豊かな時間の流れを感じさせてくれます。

 寝室に面した中庭にはオリーブの木を植えました。ここの砂利は白色です。

施主・設計者・施工者が同じ方向を向き、お互いを尊重する関係が生まれると、本当に良い建物になると改めて感じさせてくれる住宅でした。
 

 

みんなの森 ぎふメディアコスモス

2016.06.15

大変、大変 遅くなりましたが、ようやく見てきました。

設計:伊東豊雄建築設計事務所

     これからの公共施設建築のひとつの選択肢ですね。

 

豊明の家:竣工写真撮影

2016.06.06

竣工写真の撮影。

天気も良く、予定していたカットも撮影できました。

カメラマンはいつもの、アルパ・スコープの山口さんです。

竣工写真が出来次第、WORKSにUPします。

 
 

 

塩付通の家:地中梁配筋開始

2016.06.04

杭打工事が終わり、これから地中梁・基礎の配筋工事が始まります。その後、型枠工事が進み

6月中旬には、基礎コンクリート打ちの予定です。

 細かな精度が要求される建物なので、今から検討の日々が続きます。

 

岡崎の家:竣工写真撮影

2016.06.02

竣工写真の撮影。

今回もアルパ・スコープの山口さんにお願いしました。

↓・・・・前日に雨が降り、隣地の緑がとてもきれいでした。

    ダイニングテーブルは今回もオーダーさせて頂きました。 

竣工写真が出来次第WORKSにUPします。

 

Korea:3

2016.05.30

梨花女子大学


梨花女子大は、女子大としては世界最大規模であり、ミッション系の大学。

当初のキャンバスは全てヴォーリズにより計画され、2008年5月に竣工したキャンバスはフランスの建築家:ドミニク・ペローにより設計されました。

ドミニク・ペローの代表作はフランス国立図書館等で、日本では大阪富国生命ビルが有ります。

 

ランドスケープと建築が見事に融合した建築です。地下のアプローチ庭園からのキャンパスへの動線と階段は見事です。

品があり、とても美しい建築です。

 

Korea:2

2016.05.28

ddp・・・・東大門デザインプラザ

イラク出身の建築家ザハ・ハディッドの設計で2014年3月に完成。

この建築家は、2020年東京オリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の当初の設計者です。大変残念な事に2016年3月31日に65歳で亡くなりました。

彼女は2004年に建築界のノーベル賞「プレツカー賞」を女性で初めて受賞し、2012年ロンドンオリンピックでは、水泳会場を設計しています。

予算の問題が多く、話題になる事もしばしばありますが、彼女が設計する建物は大変個性的で魅力があることは、誰もが認める事実です。

今回は、この建築家の追悼の意味もあり、韓国の最新作を見てきました。

↑・・・・エントランス 不思議?

↑・・・・ほとんどの壁が曲線で構成。外壁はアルミニウムパネルを採用。

↑・・・・東大門のファッションビル:doota(ドゥータ)の上層階からのddp全景。
    絵みたいですが、写真です。

↑・・・・内部もほとんどが曲線です。

↑・・・・・案内看板

  

Korea:1

2016.05.27

三星美術館 Leeum

竣工:2004年
設計:マリオ・ボッタ 、ジャン・ヌーベル 、レム・コールハース
場所:ソウル特別市龍山区梨泰院路55ギル60-16

この美術館はMUSEUM:1・MUSEUM:2・三星児童教育センターで構成され、複合文化団地を形作っています。

3人の世界的建築家が一つの美術館の為に設計する事は大変珍しいですね。

MUSEUM:1(古美術館)・・・・・・・・マリオ・ボッタ:スイスの建築家
MUSEUM:2(現代美術館)・・・・・・ジャン・ヌーベル:フランスの建築家
三星j児童教育文化センター・・・・レム・コールハース:オランダの建築家

↑・・・・エントランス
    床にはアルファベットがランダムに表示されます。
   日本人の宮島達男氏の作品です。

↑・・・・美術館へ向かう道から見える作品・・・・犬(奈良美智)

↑・・・・エントランスホール
    ここから、それぞれの展示スペースに行く事が出来ます。
    隣接して、小さなMUSEUM SHOPもあります。

↑・・・・MUSEUM:1の中央階段は個性的でした。

↑・・・・MUSEUM:2の階段にある作品・・・天井がカガミ張りです。

    重力の階段:オラファー・エリアソン(デンマークの作家)  

↑・・・・私の好きな建築家・・レム・コールハースの三星児童文化センターのエントランスです。

    空中に浮かんだブラックコンクリートが特徴的です
 
        カーテンウォール・ブラックコンクリート・板張り・ガラス・コンクリート等の構成が絶妙で
   思っていた以上に良い空間になっていました。
       
   

この美術館がある地域は閑静な高級住宅街で、周辺住宅もかなり気になる建物が有りました。