長池の家:足場撤去

2013.06.18

「長池の家」の足場を取りました。

これからコンクリート塀等の外構工事になります。

最後まで迷っていた内部壁の珪藻土の色をようやく決定しました。

まだまだ検討することはあるので、最後まで粘ります。

 

陽明の家:仕上工事

2013.06.17

「陽明の家」が仕上工事に入りました。

内装の壁や床に石・タイル張りが多いので時間がかかりそうです。

来月の完成に向けてあと少しです。

松山修平:2013 夏

2013.06.15

イタリアの画家 松山修平さんから 2013年 日本の展覧会スケジュールが届きました。

今年4月の ミラノサローネ も好評だったようです。

どこかでお会いできる事を楽しみにしています。

松原の家:地質調査

2013.06.14

昨日、「松原の家」地質調査をしました。
鉄筋コンクリート造の住宅なので、地質調査は・・・標準貫入試験併用機械ボーリング・・・です。
15mまで調査をしました。

 液状化の試験も行います。

昼食は建て主のMさんと蕎麦屋さんへ。

夏限定のトマトソースの蕎麦がすごく美味しかったです。

額縁

2013.06.10

少し前にポスターの額装をお願いし、完成したので受け取りに行ってきました。

額装は名古屋市昭和区にある逢見創(あみそう)の大島さんにお願いしています。

以前から何度か額装をしてもらいましたが、額へのこだわりは人一倍で知識も豊富です。

知識も額だけでは無く、様々な方面に渡るので、お店に伺うと時間を忘れそうになります。

私の場合は特に装飾がある額では無く、シンプルな額ですが、完成度はさすがです。

絵もポスターも額によってすごくイメージが違います。やはり感性ですね。

大変満足しています。ありがとうございました。

長池の家:仕上打ち合わせ

2013.06.01

先日、「長池の家」 最後の 仕上打ち合わせを建主さんと現場で行いました。

現在は天井と床の仕上工事が終わり、壁のタイルも無事に完了、次に壁の珪藻土を施工する工程になったところで、予定していた照明器具のレイアウトを変更することにしました。

その内容を建主さんに現場にて確認してもらいました。

今回の様に現場で気づく事もたくさんあるので、客観的に見ることは大事です。

いつものように、大和窯業でオーダーしたタイルはとても良い雰囲気を出してくれます。

いくつかの仕上げを決定後に、以前より製作を依頼されていました食卓テーブルのイメージを建て主さんと確認しました。また食卓椅子についてもイメージを確認。

今回の食卓テーブルは直角が無い形状で製作の為に、原寸での検討になります。

久しぶりにブログに登場です。・・・・家具の製作はもちろん・・・大谷木工の大谷さん ・・・・です。

現場で原寸を描いています。     しかし、今回は本当に大変そう。

松原の家:実施設計中

2013.05.30

先日、「松原の家」 建主さんとの打ち合わせがありました。

いつもは私共の事務所で打ち合わせをしますが、実施設計も終盤になり、再度敷地の状況確認をする為に、建主さんの家で打ち合わせをする事になりました。

今回の計画は住宅の建て替えで、既設住宅の図面を参考にして設計をしていましたが、念の為、現地を実測したところ・・・・・・・ビックリ!!!!。

既設図面と違っている。 あわてて建主さんと再度実測!。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。いろいろあって。

結果、良い方向になりそうですが、図面の訂正が・・・・・・・・・・。

その日は、建主さんに食事をご馳走になり、訂正する元気を頂きました。

しかし、何事も思い込みはダメですね。反省です。

ガンバロ!

東郷の家:1年検査

2013.05.28

先日、「東郷の家」の1年検査をしました。
1年検査と言っても2年近くになりますが・・・・・・。

設計当初より、建て主さんの生活スタイルがはっきりしていたので、少し明解すぎる位の設計を
させていただきました。
今回は、久しぶりの訪問になるので、どのように生活されているか楽しみでもあり、また不安でも
ありました。

ところが、お邪魔してビックリ!!!!!。

 完成当時にタイムスリップした様な感じでした。

「ここで生活されてます?」   「もちろんです」

そんな会話をするくらい驚きました。

しかし、完成当時よりも間違いなく良い空気感を感じました。

実際に生活が始まると、建物に生活感が出てくるのは仕方が無いと思っていますが、ここの建て主さんの様な生活 スタイルを実際に観させていただくと、何かその方の品の良さが出ている気がしました。

もちろん完成当初のままではなく自分達の暮らしに合わせて、キッチンの内部等、奥さんが工夫されていました。見せてもらいましたが、気持ち良いくらいに上手くシンプルに考えられていました。
当初より物が出ない生活を望まれていましたが、完成後もそのままの生活をされていました。

Kさんは洋服のデザイナーという事もあり、私が言うまでもなく「バランス感覚」や「色彩感覚」は素晴らしいですが、それ以前に「シンプルに暮らす事がいかに豊かな事」であるかを、Kさんご夫婦に改めて教えて頂いたように思いました。

また、建物も大切にしていただいているのが良く分かり、とても嬉しかったです。

Kさん本当に、有難うございます。

今回、いくつかの手直しがありますが、よろしくお願いします。

現場

2013.05.26

現場が進んでいます。

まずは、「大治の家」。

外壁が仕上がり、内部も仕上げに入りました。家具の取り付けも同時進行です。

次は、「長池の家」。

内部の仕上工事に入りました。

スペイン:バルセロナ:2

2013.05.16

スペインには、この建物を見る為に行ってきました 。

「バルセロナ・パビリオン」
(ミース・ファン・デル・ローエ記念館 / Fundacion Mies Van der Rohe)

設計:ミース・ファン・デル・ローエ 1886-1969

1929年にバルセロナのモンジュイックで開催されたバルセロナ万博のときのドイツ・パビリオンとしてミースが設計した建物です。その時には内装・家具に至るまでデザインをしています。その時にデザインされた椅子があの名作「バルセロナチェアー」です。
現在の建物は1986年に修復され当時を再現しています。

「Less Is More」

久しぶりに建物で感動しました。

単純な間取り・単純な材料の構成で、複雑で魅力的な空間が表現されていました。
壁・屋根・柱・サッシ・床・・・・どれをとってもバランスが良いです。

構造なのに存在感の無い柱・構造では無いのに存在感のある壁・一枚板の様な何も無い白い天井等見れば見るほど深いです。

またいつか行きます。

次は「バルセロナ・フォーラム2004」
設計はスイスの建築家「ヘルツォーク&ド・ムーロン」
2003年にはプリッツカー賞を受賞しています。

この建物はユネスコの支援で開催されるフォーラムにおいて、異文化理解・環境維持開発・
平和をテーマに行われたイベントの際に建設されました。

7本の柱の上に正3角形の建物を浮かせて載せた形状は印象的です。
下部のピロティーが気に入りました。

近くにこんな建物も。

最後に日本人の建築家「伊東豊雄」が設計した「ホテル・ポルタ・フィラ」
バルセロナの郊外、オスピタレットの国際見本市会場「グランビィア」内にあります。

この建物は、「世界最優秀高層ビル」を受賞しています。

近くには見本市会場があります。

ちなみにあまり知られていないですが、バルセロナの有名な通りのPasseig de Graciaにある
ガウディの集合住宅「カサ・ミラ」の斜め向かいに伊東豊雄が設計したホテルがあります。

カサ・ミラ

曲線的なデザインはガウディへのオマージュだそうです。