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東郷の家 竣工写真

2011.08.11

昨日、東郷の家の竣工写真撮影が有りました。

カメラマンはいつもの山口さんです。

事務所を開設して以来、ほとんどの住宅はお願いしています。

しかし、最近は一眼のデジカメになりましたね。時代ですか。

高性能なカメラがどんどん発売されて、誰でもそれなりに良い写真が撮れますからね。

撮影中は山口さんの邪魔をしないように施主のKさんといろいろと今までの話をしていました。

以前住まれていた住宅(マンションの10階)と完成した住宅の窓からの景色について・・・・・・

同じように緑は見えるのですが、見え方が全く違います。

以前のマンションからの景色は

完成した住宅からの景色は

さて、どちらが良いのか?

建築家 白井晟一

2011.07.29

事務所へは、ほとんど毎日『徒歩』で行き帰りをしている。運動不足の解消とダイエット。

毎日同じ道を通ると飽きるので、出来るだけ違うルートにしている。仕事柄やはり建物を

見ながら歩いている。ちょっと気になる建物があると立ち止まって見たりもする。

先日、ある建物の前を歩いていると玄関から住人が出てきた。実はこの住宅は私が20代後半に

勤めていた事務所の上司が設計した建物で、完成時には内部を全て見させてもらい大変勉強

になった記憶がよみがえった。住人の方はそのまま車で出ていきましたが、私は少しの間その

建物を見ていました。

レンガタイル張りのその住宅は20年近くたった今もそこで輝いていました。

Nさん・・・私もこんな住宅が設計したいです。

昔は良く分からなかった事が、今は何か少し感じる事が出来た様に思います。

設計をした上司の人は、私が尊敬出来る数少ない建築家でしたが、

若くして亡くなりました。その方からは本当に様々な事を教えていただきました。

その方が好きな建築家が・・・・白井晟一・磯崎新・・・・でした。

次の日に事務所で久しぶりにその建築家の本を開きました。

もっともっと良い住宅を設計しないと・・・・・・改めて思いました。

ありがとうございました。

 

東郷の家 完成・引渡し

2011.07.16

『東郷の家』の完成・引渡しが有りました。

2010年11月 3日に着工して約8ヶ月かかりました。

工事途中で震災が有り、ある機器の納入に影響も有りましたが、本日無事に引き渡す事が出来ま

した。

コンクリート造の住宅が多い私の事務所では、これくらいの工期は通常ですが、今回の建物は

平屋建てですので本来、もう少し早く出来ます。しかし木造住宅のようにはいきませんが・・・。

竣工写真が出来ましたら、WORKSにUPします。

その前に少しだけ・・・・。

Kさん・・・これからもよろしくお願いします。

アールの壁

2011.06.29

住宅の内部・外部に関わらず、アールの壁を使うことは今までほとんどなかった。

アールの壁を使う決定的な理由がなかったからである。

アールの壁は直線の壁に比べて価格も高いし、施工も難しくなる為に、単なる意匠として使うには

どうかと思うし、また [品良く] 使うのはすごく難しい。

今回、どうしても機能として必要になり内部の壁に一ヶ所だけ採用した。

壁の塗装仕上げを綺麗にする為にやはり一番気を使ったのは下地。

鉄筋コンクリート造の住宅ですから、型枠の加工に慣れた建設業者さんが施工しているので

ベニアの加工はお手のもの。・・・・当然、特注ですが。

アールの壁仕上げの写真。

東郷の家 現場:2

2011.06.27

昨日 『東郷の家』 建主さんとの打ち合わせが有りました。

震災の影響を受けた機器もようやく入る事になり、工事も再度スタートする事が出来ました。

完成・引渡しの日も決まり、現在は最後の追い込みです。

昨日は天気も良く、工事中の住宅で打ち合わせをしていると、いろいろな鳥がリビングの

前を飛んでいきました。

最後には、野生の【キジ】が住宅前の空き地を歩いていました。

現場はそんなに田舎じゃ無いですけどね?

現場の前の空き地・畑です。キジが・・・・・。