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バックミンスター・フラー

2012.05.14

先日、本棚を整頓していたら懐かしい冊子が出てきました。

数年前に住宅の設計をした建主さんから竣工時に頂いた物です。

その時に調べたと思うのですが、誰の冊子かは分かったのですが、それが何かが

わかりませんでした。

表紙には・・・・Buckminster Fuller・・・・・と書いてあるだけ。

再度調べてようやく分かりました。

■Buckminster Fuller 「バックミンスター・フラー」とは

アメリカ出身の思想家・デザイナー・構造家・建築家・発明家・詩人。

有名なのは、「ジオデシック・ドーム」や「トラス構造」や「ユニットバス等」の発明です。

↑・・・・バックミンスター・フラーの構築理論などを図解したアーティスト・ブックでした。

    これは、1965年にオランダの印刷会社デ・ヨング社が実験的に刊行した「クワドラ・プリント」

    の1冊。他には、ブルーノ・ムナーリやウィレム・サンドベルフ等 36人のアーティスト・ブック

    が発行されました。

    当時としては珍しい25cm×25cmというサイズで、それ以外は自由で印刷的・造形的実験

         を試みたプリンテッド・オブジェ『Kwadraat Bladen」です。 

遅くなりましたが、大変貴重な物をありがとうございました。

 

音聞山の家:捨コンクリート

2012.05.11

今日、宅地造成工事2回目の検査がありました。特に問題も無く終わりました。

現場は今、基礎の捨コンクリート打設が終わり、次に擁壁のコンクリート型枠工事になります。

JBL

2012.05.10

これからプレゼンをする建主さんとの打ち合わせがありました。

プレゼン前 3回目の打ち合わせということで、建主さんの自宅に伺いました所、

珍しく懐かしい物が置いてありました。

JBL C56 DORIAN・・・通称Lancer101 です。

1965年に発売されたアメリカのスピーカーです。

前面グリルに細木の桟で幾何学的な紋様を作り出す日本の伝統工芸である『組子』が使われて

いる珍しいスピーカーです。またトッププレートには大理石が使われています。

音が出ていなくても存在感があり、上品な風格を感じます。

もちろん、新築時には移動します。

他にはこれが・・・・・↓

さて、どうするかな?

人間家族ー『 The Family of Man 』

2012.05.09

ブログ『桂』に出てきた  エドワード・スタイケン  の紹介です。

まずは、簡単なプロフィールから。

1879年・・・ルクセンブルグ生まれ
1923年・・・ヴォーグ誌などを発行しているコンデ・ナスト社のチーフフォトグラファーになる。
1947年・・・ニューヨーク近代美術館の写真部長に就任。
1955年・・・『The Family of Man』展を企画。

『The Family of Man』

この展覧会は、結婚・誕生・遊び・家族・死・戦争という人類の普遍的に共有される営みをテーマ
として、68ヶ国・273人・503枚の写真から構成している。
第2次世界大戦を経た世界に向けて「全世界を通じて人間は本質的に単一である」という
メッセージを表明するものであった。
1956年には、日本橋高島屋へも巡回している。

出品作品はルクセンブルク公国へ寄贈され、ユネスコの「世界記録遺産」として永久展示
されています。

日本語版 ↓

あれから60年近くたった今もこの写真集は、衝撃的で、感動します。
スタイケンがこの展覧会に込めた真剣な思いが伝わってきます。

実際に写真集を見ていると、何だか言葉を失い、締め付けられる思いがします。
一枚一枚の密度が濃く、なんだか落ち着かなくなります。

「きみたちの足どりの下から新しい世界が生まれる・・・・・・」の文章が添えられた最後
のページの写真は本当に息が詰まる思いがしました。

時之島の家:下地工事

2012.05.08

昨日、現場打ち合わせがありました。

いつもの事ですが、監督さんと大谷さん(家具屋さん)の熱の入った打ち合わせ風景。

ようやく、足場のシートの中に建物が少しずつ見えてきました

天使の輪?  ↓

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