時之島の家

2011.11.27

着工が遅れていた『時之島の家』がようやく動き出します。

来月 スタートする予定で調整しています

来年7月の完成が楽しみです

鉄骨造 2階建て住宅

北大路魯山人

2011.11.24

北大路魯山人 展
ー器食同源・美食の器ー
吉兆庵美術館コレクション

現在 三重のパラミタミュージアムで開催中です。
陶芸界にひときわ異彩を放つ 『北大路魯山人』。
あまりに有名な言葉 「うつわは料理のきもの」 という魯山人は四季折々の料理に合わせた器
を制作し発表してきました。作陶だけではなく 書や印章の制作等の多彩な芸術分野に才能を
発揮した人物です。

大正14年には高級料亭《星岡茶寮》を開設し、料理・料理の器はもちろんの事 内装や従業員の服装に至るまで演出し 財界人・著名人にもて映やされ、盛況を極めました。

魯山人の信条

「自然は芸術の極致であり、美の最高である」
「私の人生は、生来美が好きだ。人の作った美術作品も尊重するが、絶対愛重するものは
自然である。“自然美礼賛一辺倒”である。山でも水でも石でも、草木はいうに及ばず、禽獣魚介、
その他何でもこざれで、みながみな美しくてたまらない。だから、絶対好きである。」

魯山人の器を見ていると 引き込まれる感覚になる。のびやかで美しい陶器の中には魯山人の
自然美に感動する心があるのかな。

魯山人の言葉で私が好きなのは・・・創作は智恵が先じゃない、心が先だ、真心の発露だ、
                      真心あって、それを扶ける智恵が補佐役として付き従えば
                      良いのだと感ずる。

ちなみに 今回気になった陶器は・・・雲綿大鉢や織部風御ふぎ(扇鉢)でした。
魯山人の器で食事できたら幸せでしょうね!

一年検査

2011.11.06

昨日 『長湫の家』 一年検査でした。

いつもに比べて手直し項目が少なかったです。監督さんと話しましたが やはり理由はありました。

特に優秀だったのは  「コンクリート」・「木製枠」・「壁の仕上げ」 でした。

心配していた主寝室のクローゼット内部の結露も全く問題なかったです。

結露については コンクリート住宅が多い 私の事務所では特に気になりますが、特別な方法で

施工しなくても、当たり前の事をしっかりすれば 発生しにくいです。その当たり前の事をするため

には 知識と経験はやはり必要ですけどね。

また イメージして設計した雰囲気よりも もっと良い空間になっていました。 本来 設計者

は全てにおいて計算し意図的に設計しなければならないと思っていますが 実際 完成した時に別

の力が働いて 意図した以上の空間になることがあります。今回の一年検査で特にそれを感じまし

た。

いろいろな理由はあると思いますが プロポーション・バランス・材質・色・ディテール では表現しき

れない事があるように思います。 

検査後に今回も食事をごちそうになりました。

ご主人のプロの技で いろいろな料理を出していただきました。

「生牡蠣」・「鴨の・・・・・」・「魚の・・・・・」・まだまだありました。

最後にはロシア産高級「ウオッカ」を頂きました。それも「キャビア」と一緒に。

 

御馳走様でした。

何しに行ったのやら・・・・・。
 

昭和区の改装工事

2011.10.31

今日は名古屋市昭和区で改装中の住宅の現場会議がありました。

地下1階を改装して若い夫婦と子供一人が住むスペースを造ります。

地下1階にはとても広いドライエリアがあるので 地下である事を忘れそうです。

今日は天気が良く気持ち良かったのでドライエリアから空を見上げて思わず撮ってしまいました。

12月の中旬には完成予定です。

京都:3 建物

2011.09.30

国宝:1

やはり重みが違います。

国宝:2

 特別ですね。

平等院宝物館・鳳翔館

設計:栗生明+栗生総合計画事務所
竣工:2001年

平等院鳳凰堂の南側に建つ宝物館。
ほとんど展示室は地下に配置され 高さを抑えて周囲の自然と一体化しています。

建物の形状が廻りの庭園と溶け込み凛とした空気感が良いですね。

京都:2 建物

2011.09.29

いくつか 京都にある建物を紹介。

1:京都コンサートホール

  設計:磯崎 新/磯崎 新アトリエ
  竣工:1995年

1994年に794年の平城京から平安建都1200年記念として設計 された建物。

2:京都府立 陶板名画の庭

 設計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所
 竣工:1994年

 京都コンサートホールの横にあります。
 
 多彩な立体空間を楽しめます。

3:京都国立博物館 南門

 設計:谷口吉生/谷口建築設計研究所
 竣工:2001年

 繊細でスキのない設計です。
 博物館とのバランスが良いですね。

屋根の水平ラインが綺麗です。

京都:3に続く。

京都:1  フェルメールからのラブレター展

2011.09.28

現在 京都市美術館で開催中の『フェルメールからのラブレター展』をようやく見る事ができました。

以前にブログで紹介した様に 《手紙》 をモチーフとした作品が公開されています。

1:手紙を書く女
2:手紙を書く女と召使い
3:手紙を読む青衣の女

の3作品です。

今回特に話題になっているのは『手紙を読む青衣の女』です。
この作品はアムステルダム国立美術館での修復作業後に世界で初公開です。
フェルメールブルーが綺麗に修復されていました。

もちろんフェルメールだけでは無く オランダ黄金期の画家たち《ピーテル・デ・ホーホや
ヘラルト・テル・ボルフ》等の作品も多数展示しています。

3作品とも素晴らしかったですが 私は『手紙を書く女』に惹かれました。

光と影の表現はやはり フェルメール ですね。

 

ちなみに 京都市美術館は平安神宮の大鳥居横にありますが その横には 槇文彦/槇総合計画事務所 設計の京都国立近代美術館もあります。

結婚式

2011.09.24

昨日,結婚式がありました。

今年の4月までスタッフとして頑張ってくれました安藤さんの結婚式。

天気も良く,素晴らしい式でした。

お幸せに。

今伊勢の家  現場:1

2011.09.15

『今伊勢の家』の工事が始まりました。

基礎配筋。

現場で少し配筋の納まりを変更しました。

手前の壁はなんでしょうか?

 

松山修平 二人展

2011.09.05

昨日 松山修平さんよりメールがありました。

ガルダ湖の北に位置するトレント市  州庁舎での アルド パンケリ氏との『東洋と西洋』

と題する 二人展が開催されたとの報告が有りました。

相変わらず勢力的に活動されています。